STAP騒動第2章のはじまりか?それとも騒動のフィナーレか?

1月28日に発売された小保方晴子さんの手記『あの日』(講談社)が、現在ネット通販アマゾンの科学・テクノロジーの売り上げランク1位を記録しています。発売日当日、書店の中には開店から2時間で売り切れる店舗もありました。現在アマゾンにも在庫はなく、次の入荷予定は2月15日になるようです。この売れ行きの良さから販売元の講談社は、2月に重版を予定しているという話でした。

報道によると、この手記を担当した講談社の編集者は、手記の内容は小保方さん自身による執筆で、誤字脱字を訂正するくらいだったそうです。また執筆の依頼をしてから、小保方さんは約4か月で15章253頁を書き上げたそうです。あの「STAP細胞はあります」と訴えた2014年4月の記者会見以来、小保方さんの意見を外部発表してこなかったため、衝撃の内容が気になるところです。
私もまだ『あの日』を手に入れていないのですが、報道で紹介されている内容を分析すると、
小保方さんが研究者になるところから始まり、STAP細胞騒動の一連をつづったもののようです。この本の中で、小保方さんは、論文の不備や自らの未熟さを認めているものの、上司や所属する理研から冤罪を仕組まれたと怒りをぶつけています。またNHKや毎日新聞記者の個人名をあげ、その取材手法を批判しています。

既にこの本を読んだ人の感想は、「言い訳ばっかり」「被害者ヅラをしている」「研究者ならこんな告発本ではなく、論文で反論すべき」と手厳しい意見がある一方で、「やっと小保方さんの反論が聞けた」「STAP騒動を知るうえで意義のある1冊」とこの本の販売を歓迎する意見もあります。

これだけ売れるとどのくらいの印税が入るかの気になりますね。
書籍の場合、初版5万部から推定される印税は約800万円になるそうです。
それにしても現在売れ行きが好調ですから、印税収入はまだまだ増えるものと思われます。

小保方さんの今後については、こんな告発本を出し、上司を著書の中で、名指しで批判しているので研究職への復職はもうムリだろうなどとも言われています。一時はAV 出演の噂もありました。小保方さんが今後どのようなことをするのか、まだまだ目が離せません。

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